療育10の特徴

features

  1. 01

    「強み」を活かす支援で「自己効力感」を高める

    「わかる」を増やすこと。そして「好き」を広げること。どちらもとても大切にしています。言い換えれば、「強みを活かす支援」。
    自己効力感(自分はできる、わかる、やっていけそうと感じられるようになること)を高めていけるように。小さなことの積み重ね、小さなルーティンをそうやって熟していくうちに、自然と自分を信じられるようになり、“自信”をもって生活していけるようになります。

  2. 02

    知る・触る・作るを通して学ぶ「食育」

    “食”は本当にたくさんのことを私たちに教えてくれます。食事の準備から片付けまでの中には、手先を使ったり、感触を味わったり、手順を考えたり、におい・味を確かめたり、みんなと楽しく関わったりと、脳の発達を促すことが山ほどつまっています。
    HALOでは、ただおやつを出して食べて頂くのではなく、「自分でやってみて、知って、概念を広げる」ということを重点に食育レクリエーションや日々のおやつ提供を行っています。

  3. 03

    「学習支援」はスモールステップで楽しく続ける

    一日一日決められた短い時間から、「学ぶ楽しさ」「分かる喜び」を感じてもらえるような学習支援を日々展開しています。宿題のある子はまず宿題を行いますが、日々、その子その子が「おもしろい」と感じる気持ちを大切にして、得意なことを見つけることから始めていきます。
    親御さんからもニーズの高い学習支援では、障がいのあるお子さんに学びやすい、ICT教材を導入。タブレットも日々の支援に取り入れています。

  4. 04

    「空間の構造化」フロアを活動エリアで分けて環境づくり

    「この場所では〇〇をする」ということが認識できれば、切り替えや集中が必要な場面で助けになります。
    そのためには、お部屋の環境を整え、「ここは学習するところ」「ここはおやつを食べるところ」「ここは本を読む・制作をするところ」「ここはのびのび動いていいところ」といった、空間の構造化をしてあげること。
    HALOではスムーズな切り替えのため、できるだけ空間の構造化をしています。

  5. 05

    「時間・手続きの構造化」 で混乱なく快適に過ごすお手伝い 

    わたしたち大人は、ややもすると、つい口頭指示だけに頼って「あれをして、これをして」と言ってしまいがちですが、言葉がけのみに頼るのではなく、視覚優位なお子さんや、概念形成中のお子さんたちが、「見て」理解できるよう、カードやタイムキーパーなどを用いで、時間の流れをお伝えしたり、今やるべきこと・次やることなどに、“自分から「気がつく」「わかる」ような環境”を作っています。

  6. 06

    「LC=ライフスキル」の獲得に重点を置きサポート

    日常生活の中で、ルーティンを身に着けることは、とても大切なことです。「ライフスキル=LC」と言われるものにあたりますが、HALOの療育・支援現場において、SSTと同等かそれ以上に大切にしているのが、この「ライフスキル」です。
    人と関わって生きていく上で、まず自分のことができる、見通しが立つということは、とても重要です。生活能力、習慣力が少しでも身についていくように、繰り返し学べる環境を作っています。

  7. 07

    「SST」は、つまづきがちな場面を想定し“繰り返し”

    SSTという用語が、すでに定着しつつある児童福祉業界ですが、SSTについては「一日にしてならず」という部分が特に大きい分野です。ある場面で困った事態になったとき、お友達とのかかわりから「その場」で学ぶべきことはもちろんありますが、だからと言って、スタッフが、どうすべきだったかを問いただしたり、正論を掲げてきつく叱って済ますのは療育ではありません。
    次に同じようなトラブルや困りごとが起きないように、「起きたとき、起きた後」ではなく、「日ごろから考える機会」を作り(場面設定したり、レクの中で体験したりしながら)、学んでいくことで、本番(外での)いざというときにできるようにする。それが療育であり、放課後等デイサービスですべきSSTです。
    だからHALOでは、「失敗」の連続で大丈夫!お出かけも、その一つ。毎日、スタッフは様々な準備・設定をし、SS(ソーシャルスキル)が身に着くように関わっています。

  8. 01

    トレキング」で遊んでいるうちに発達促進

    脳の発達と運動が密接に関わっていることは、児童発達分野の領域では、徐々に知られてきています。
    止まる・動くといった自己制御力、自分の体をコントロール・感じることができる固有感覚の獲得、足・背筋・頭のバランスを高めることにより得られる呼吸の質や姿勢の改善、運動による心肺機能の向上など、運動から得られる効果はとても大きく、体を動かすことで脳への刺激が送られ発達が促されるのです。
    ただ、なかなかそういった意図があっても「続かない」のが運動でもあります。
    トレキングの良さは、「ただ楽しんで遊んでいる」うちに、必要な発達を促進してくれることです。やみくもに体を動かしてもらうのではなくエビデンスもあり、かつ「継続性」も高い。とても優れたトレーニングです。

  9. 01

    「S-M社会生活能力検査」で多面的に把握

    HALOでは、S-M社会生活能力検査 をアセスメントに取り入れています。
    S-Mはお子さまの日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査です。IQとは違い、LS(ライフスキル)SS(ソーシャルスキル)の獲得状況などを多面的に捉えることができる検査です。

    1.身辺自立
    SH(Self-Help):衣服の着脱、食事、排せつなどの身辺自立に関する能力。

    2.移動
    L(Locomotion):自分の行きたい所へ移動するための能力。

    3.作業
    O(Occupation):道具の扱いなどの作業遂行に関する能力。

    4.コミュニケーション※
    C(Communication):言葉や文字などによるコミュニケーション能力。

    5.集団参加
    S(Socialization):社会生活への参加の具合を示す能力。

    6.自己統制
    SD(Self-Direction):図形や数量の理解・処理といった数学的思考を含んだ、問題解決に向かって思考する力。

    ※HALOでは、この検査を「できるできない」の評価基準で正面から捉え思い悩むためにするものではなく、お子さんの良さ、できていること、伸びていくことなどがわかり、「よりお子さまを好きになる」ために行うものと位置付けています。

    参考文献:Senwisdoms(センウィズダムズ)医療や教育、心理学に関する情報サイト

  10. 10

    マインクラフトを使ったプログラミングが学べる

    HALOに通っているお子さんの中には、視覚優位、立体把握・空間認知能力に優れたお子さんも多くいらっしゃいます。また、ゲームが得意という方も。時代の流れの中で、テクノロジーの進化は止まることはないでしょう。
    HALOでは、マインクラフトを使ったプログラミングの学習環境を提供しています。特に高学年や中高生になると、大勢が賑やかに集う空間で、ただ漫然と放課後の時間を過ごすということは、脳の発達や思考力の向上を考えても、少しもったいないと感じます。
    放課後、レクのあとなど、退屈からくるストレスを減らし、遊びと学びの融合:プログラミングを通して、思考力の向上、将来のビジョンの獲得などにもつなげられるよう、有意義な時間を提供していきます。(興味のある方・希望者・時間制)

ワクワク星の HALOからの メッセージ