HALOについて
HALOに来たら、こんな環境が待っています。
発達障がいの特性ゆえに、小さいころから何かと、怒られることが多いお子さんたち。
放課後等デイサービスとは学校が終わってからの療育支援の場であることはもちろんですが、発達障がいを抱えるお子さんたちは、相手の気持ちに気づいたり、考えを理解したり、自分の気持ちや考えをまとめたり、伝えたりするのが得意ではなかったりすることも多かったりします。そんな中で、コミュニケーションから信頼関係を築いていくこと、それを感じ取ることがそもそも簡単ではないはずです。
私たちは、「分かりやすく」「繰り返し」「伝わるように工夫をして伝える」ことを大切にしています。ですから、少しオーバーリアクションで表現することもありますし、心理的な安全性を感じてもらえるように、まず「受け止める」姿勢・態度で接しています。その最たるものは「笑顔」「声のトーン」です。
まず、自分たちが心にゆとりをもって、笑顔で受け止める。いつでも機嫌よく温かいムードを忘れない。それがHALOスタッフの“絶対ルール”です。
わたしたちスタッフの雰囲気・態度が、お子さん達の緊張を緩めて、心を開いてくれる。
そんな中で、「安心して失敗して、安心してチャレンジして」もらう。
間違えたり、失敗したら怒られる、嫌われるという恐怖心、不安感から、違う行動をとってしまうお子さんもいます。結果がうまくいかなくても、出来ているところや挑戦してみたことを、しっかり認めて、見逃さずにフォローしていきます。
型にはめず、“その子そのもの”を理解する
出来ることが偉いのではなく、心の健康が大切。成長しようとするのが「人の本質」だから、その本質を発揮できる場をつくるために、型にはめず、その子そのものを理解することに努めています。どこまで「分かっているか」どこが「分かりにくいのか」を日々の支援の中で見ていきます。そして、言葉がけ以外の「分かりやすさ」も大切にし、その子の成長意欲を育てていきます。
メッセージ
その子その子のストレングス(強み・個性)を壊さず、
大事にし、伸ばしていく。
放課後等デイサービスHALOでは、障がいを「困ったこと」、「どうにか直していくべきこと」と捉えるのではなく、社会の様々な枠組み(学校、生活の場、コミュニティ、外出先など)において、やりにくさ・理解のされにくさなどという形で起こってくる“障り(さわり)”と捉えています。
お子さまが学校生活や社会生活で感じる「生活のしにくさ」や「困惑・困難」「ストレス」などが少しでも軽減され、ご本人も周囲も出来るだけ日々の生活をスムーズにしていけるように。お子さまの個々の状況、個別の段階に合わせて、環境・経験(設定)の場を設けることで、「認知」「概念づくり」を促しながら、「体験と成長」を慌てず、何度も繰り返していく、そんな取り組みを重視しています。
「すぐに出来ないこと」は、誰にだっていっぱいあるから。
毎日のプログラムは、「生活のしにくさ」や「困惑・困難」「ストレス」を解決していくための小さなトレーニングをどう行っていくかに主眼をおいて作られています。
ひとつひとつの小さな困難を、少しずつ乗り越えていけるよう毎日手助けし、必要なツールの提供や指導を毎日行っています。
日々のプログラムを通して「その子その子のストレングス(強み・個性)を壊さず、大事にし、伸ばす支援」を、慌てずに行っていきます。
すぐに出来ないことは、誰にでもある。私たちはみな、地球に生まれた日から、毎日チャレンジャーなのです。程度の差こそあれ、それは同じ。私たち大人も同じです。怖がらず、一緒に進んでいきましょう。安心して、今日も明日も、ここに来てくださいね。